エルドラド

元々はファンタジアのクローンとして十六夜鼎に作られた元機械人間である仲良し同盟の一人。
クローンのため技や覚醒も理想剣術、第3形態、悲しみの覚醒が使えないこと以外はファンタジアと全く同じ。
また、エルドラドの制作が始まるまで(バベルの塔以前)のファンタジアの記憶も全て持っている。
今ではファンタジアの相棒で、エルドラドの名も「みんな笑顔ピッカピカの黄金郷を創り出す者になってほしい」という想いからファンタジアが名付けたもの。
機械の頃は戦闘力を自在に操ることが出来たが、剱崎近衛の真偽の力によって人間になったためそれができなくなった。しかしそれでもファンタジアの数十倍に設定されているため、力自体はエルドラドの方が上。そのため、様々な技を工夫して使いこなすファンタジアと力の特攻が可能なエルドラドは相性抜群。まさに初代仮面ライダーが如く技のファンタジア、力のエルドラドと呼べる。
ボーイッシュでポジティブ思考、可愛いものが好きだったりと女の子らしいところもちゃんとある。

クローンと機械と作られた理由

そもそもクローンとは元の人間とDNA構造が全く同じ人工生命体のことである。
機械にDNA構造なんてものはAIでも存在しないので、機械をクローンと呼ぶことはできない。
ではなぜクローンなのか。それはエルドラドが作られた理由にある。
元々エルドラドは、最凶最悪の敵である黄泉への対抗手段として作られた。
伝説の剣士と伝えられるヴァルキリーの血を引くファンタジアならば黄泉を倒せると信じられていたため、そのクローンを作ればさらにその確率を上げられると鼎は考えた。
しかし、人工生命体として作るのは良くなかった。
エルドラドが黄泉を倒す者と成りうるには、ファンタジアと全く同じではダメだった。
自分と相棒になれと言われても困るだけだ。
そこで機械として作り、心を1から作成することで性格を変えようとしたのだ。
そして初期段階からクローンだと言い聞かせ、ファンタジアに興味を持たせながら完成したのがエルドラドだ。

仮面ライダーの力

「仮面ライダーダブル」
スカルジョーカー
『スカル!ジョーカー!』
変身ベルト「ロストドライバー」とスカルメモリが変化したスカルジョーカーメモリを使用して変身するエルドラド専用オリジナルフォーム。
基本スペックは仮面ライダージョーカーと仮面ライダースカルを合わせたもの(変身者の感情により変化する)。
ジョーカーとスカルの能力を併せ持つので、身体能力と耐久性が極限まではね上がる。しかも、メモリの効果で体への負荷はゼロ。
スカルの能力で死者と同じ状態になるので痛みを感じず身体も冷たくなる。しかし痛覚がないということは一切のダメージを認識できないということなので、デメリットにもなる。
固有能力として、紫色の炎を体から出すことができ、身にまとったり放ったりすることが出来る。この炎はすべてを燃やすので永遠に燃え続け、一度体に付けば命まで燃やすので最後はなにも残らない。
また、変身に使うスカルジョーカーメモリはひとつでふたつ分のメモリの力があるのでマキシマムドライブは常にツインマキシマムの威力になる。
ただし、使用者の決意が強く出ていないと使用できないので、決意がない時に使用するとメモリ自体が一瞬熱くなる。逆に決意があれば持っていなくても使用者のもとに現れる。破壊されていても復活する。必殺技はジョーカーと同じくライダーパンチとライダーキック。
原案 DK狂月

「仮面ライダーエグゼイド」
パラドクス パーフェックトノックアウトゲーマーレベル99

『マザルアップ!赤い拳強さ!青いパズル連鎖!赤と青の交差!パーフェックトノックアウト!』
変身ベルト「ゲーマドライバー」とガシャットギアデュアルを用いて変身するパラドクス最強形態で、現状スカルジョーカー以外でエルドラドが変身できる唯一のライダー。
スカルジョーカーと比べるとかなり劣るスペックだが、それでもレベル99の力を侮ることはできない。
様々な効果を持つエナジーアイテムを自在に操って戦う。
選定理由:ファンタジアの相棒かつ元クローンという立ち位置が元の変身者であるパラドとほぼ同じだから。

名前の元ネタ

「エル・ドラード」
南アメリカのアンデス地方に伝わる黄金郷。15世紀半ばから17世紀半ばまでの大航海時代にヨーロッパ人の間で広まった噂話で、18世紀頃までは世界地図に描かれるほどに実在が確実とされていた理想郷。