スカーレット・ファンタジア
非常に心が弱くちょっとしたことでメンタルがやられてしまうが、どんな時でも希望を持って立ち向かう女の子で、仲良し同盟の一人。
射命丸文の取材により来星大翔の実の姉ということが判明した。
無理矢理にでも勝とうとしその度に傷ついて帰って来るのでいつも周りに心配をかけている。
博麗神社で博麗霊夢、霧雨魔理沙、エルドラド、大翔、未来楓と共に暮らす。
かつての戦士達が総動員しても倒しきれなかった巨悪の存在、黄泉を撃破した功績から彼女も英雄と呼ばれることがあるが、自分はいつもおいしいところを持っていっているだけに過ぎない、ほとんど仲間のおかげだし仲間がいなかったら成し得なかったことだとし、全てを1人でやり遂げたような異名である英雄と呼ばれることを嫌っている。
能力
炎を操る程度の能力
断剣 終獄刀に対しエデンが自分の能力を移すことにより、人間族でありながら能力を持つという奇跡をバベル戦で見せた。
その名の通り炎を操ることができる。
文脈だけ見ると口から火を吹いたりと自由自在に扱えそうに見えるが、実際はただ剣に炎を宿すだけの能力。
力を抑制する程度の能力
攻撃力アップなどの効果を誰であろうとどんな効果であろうと打ち消す。
ただし、最近はステータスUPして戦う者が異常な程に少なくなったため汎用性は非常に低く、いまだ戦闘でこの能力を使用したこともない。
しかし、死亡した者を蘇らせて使役する能力を持つ黄泉との戦いにおいて悲しみの覚醒をして死亡した際に操られなかったのはこの能力があったからである。
武器
断剣 終獄刀
世界に暗躍する地獄を終わらせる力を持つ。
エデンの形見であり、炎の能力を使う時もこの刀である。
迷剣 混魂刀
彷徨える魂を無に返す力を持つ。
また、感情を植え付けることもできるが、ファンタジアはその力に気付いておらず、それができる程の力もない。しかし、極獄の断剣の使用時のみ正しき心を取り戻させる程度の力なら引き出すことができるため、技使用時はこの刀を使用する。
技
永符 エターナルバーニング
炎を纏った剣で斬りまくる。技の効果で攻撃力も少し上昇しているのでただ単純に炎を纏った剣で斬るよりもダメージを稼げる。
極獄の断剣
負の感情や悪の心を持った者に正しき心を取り戻させる力を持つ。
正しき心が戻らなかった場合はただの攻撃技となる。
極獄の断撃
修業に修業を重ねてようやく会得した一撃必殺の技であり、極獄の断剣の元となった技。
相手が十分に弱っている状態でないと一撃必殺の効果はなくなる。
理想剣術
理想郷の名を持つ者から力を得て放つ剣術。
理想剣術・希望の詩
エルドラドから力を受け、刀の攻撃力を上げて放つ技。
素早い速度で回転斬りをする範囲攻撃。
理想剣術・エデンの園
エデンと力を合わせて放つ技。
炎の剣で相手を炎の渦に包んだのち、エデンがその中心に殴りを入れ衝撃波で攻撃する。
理想剣術・レジェンドオブアヴァロン
アヴァロンから力を受けて放つ技。
この剣術により斬られた者はたちまち傷が回復するが、やはり刀で斬っているため若干の痛みが発生することから、敵を騙す時にしか使用していない。
覚醒
生きとし生けるもの皆誰しも魔力を持っているが、それに気づかずに寿命を迎えることが大半。
ファンタジアも自身の持つ魔力に気づいてはいないが、常人と比べるとほんの少し多く魔力を持っていて、それが潜在能力の高さにも影響している。
ファンタジア本人は覚醒について「力を心に込めればできる」と語っているが、それは自身の中に眠る魔力を強めるという動作にあたるため、人間であるファンタジアでも覚醒を可能としている。
髪色が変わったり羽が生えたりする理由は今だに不明だが、ファンタジアの中で「こういう姿がかっこいい、強そう」と思っているイメージを魔力で具現化しているという説が最も有力とされている。
第2形態 静寂なる淡き炎
髪が赤くなる。
エルドラドとの戦闘で見せた初の覚醒は自分より数十倍強化されて作られたエルドラドと互角の力を持つ。
1番安定してなれる形態のため汎用性が高く、修行の成果で時間をかけずに覚醒が可能になった。
第3形態 決意ノ幻想曲
集中力を研ぎ澄ますことで変身するため、この形態になるには周りの人間が時間を稼ぐ必要がある。
身勝手の極意の如きオーラを纏い圧倒的なスピードで移動、攻撃が可能だが、スピード以外のステータスは素と変わらない。
一切の言葉を話さず終始無言、この時の記憶は残らないが周りの言葉は聞こえているため指示をすることはできる。
火力よりスピード重視の形態なので、弱い攻撃を一度に何度も叩き込む戦法を取る。
集中力が必須の形態のため、一度でも攻撃をくらってしまうと覚醒から戻ってしまうので汎用性もあまり高くない。
最終形態 希望の橋を掛ける者
ファンタジアの体に武器を突き刺し、その時に芽ばえる「信頼」という絆の力を増幅させることで変身する。
自分で突き刺しても傷つくだけなので、ファンタジアが信頼している人物から刺される必要がある。
片翼が生え髪が白くなる。
全ての力を完全に出し切っている本気の状態。
絶望や悲しみを捨て希望に満ち溢れているため、弱音は一切吐かない。
扱う武器はその時に刺された武器で、その武器固有の力を出すことはできなくともそれを補うほどの力を出せる。
覚醒の時間は限られており、それを超えると強制的に覚醒解除されてしまう。
また、最終形態自体の力が非常に高く、力のバランスを保つために最低でも48時間は最終形態になることはできない。
無理矢理なろうとしても体が拒否し覚醒不可能。
悲しみの覚醒
深い絶望や悲しみを負うと意図せずなってしまう負の感情に縛られた覚醒。
覚醒から戻ると負の感情に押し潰され死亡してしまう。
過去の出来事から悲しみの覚醒をしてしまう頻度はかなり高いが蘇生は可能なのでその度に生き返らせなければならない。
常に泣いていて、常に過呼吸。
ダークネス・ファンタジア
悲しみの覚醒をした状態の第2形態。
アルカディア等の神達がファンタジアに感情操作を使って悲しみの感情を増幅させることでなれる。
周りのものが全て敵に見えてしまう。
この状態から戻るには、心の中に閉じ込められたファンタジアが自力で戻ってくるしかない。
仮面ライダーの力
「仮面ライダーオーズ」
オーズ タジャドルコンボ
『タカ!クジャク!コンドル!タージャードルー!』
変身ベルト「オーズドライバー」とタカ、クジャク、コンドルのコアメダルを使用して変身した、炎を操るコンボ形態。
炎使いが炎使いの力を宿しているため、その威力は絶大。
空中戦を主に使っている。
専用武器の「タジャスピナー」は火炎弾を使用した銃撃も可能。
選定理由:タジャドルコンボが炎の能力を持っていること、元の変身者である火野映司とファンタジアが非常に似た境遇にあることから。
オーズ タジャドルコンボ ロストブレイズ
剱崎近衛、エデン、エルドラドがコアメダルに力を込めて生まれたメダル、ロストメダルを使用したオリジナルフォーム。
その力は未知数で、力の暴走をしたグロリディアにも善戦できるほど。少なくともクウガアルティメットフォームの力は超えるらしい。
原案 DK狂月
「仮面ライダーセイバー」
セイバー ブレイブドラゴン
『烈火抜刀!ブレイブドラゴン!烈火一冊!勇気の龍と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く!』
変身ベルト「聖剣ソードライバー」とブレイブドラゴンワンダーライドブックを使用して変身したセイバー基本形態。炎の剣士が炎の剣士の力を宿しているため相性抜群。
素の数倍の炎の力を有する。
セイバー プリミティブドラゴン
『烈火抜刀!バキッ!ボキッ!ボーン!ガキッ!ゴキッ!ボーン!プリミティブ!ドラゴン!』
プリミティブドラゴンワンダーライドブックにブレイブドラゴンワンダーライドブックを装填したものを変身ベルトに装填して変身するセイバー強化形態。
これまでのセイバーの各形態を大きく凌駕する力を持っているが、一部判読不能に陥っているため力が不完全となっているため、力の弱いファンタジアが使ってしまえば暴走は免れない。例を挙げるとすれば、力が少し弱い代わりに死なないしお手軽に変身できる悲しみの覚醒のようなものだ。
幻想魔狂月登場時には疑似悪魔に取りつかれた状態で登場、暴走していた。
セイバー エレメンタルプリミティブドラゴン
『烈火抜刀!バキッ!ボキッ!ボーン!メラ!メラ!バーン!シェイクハンズ!エレメンタル!ドラゴン!エレメントマシマシ!キズナカタメ!』
プリミティブドラゴンワンダーライドブックにエレメンタルドラゴンワンダーライドブックを装填したものを以下略。
一部判読不能だったプリミティブドラゴンワンダーライドブックの続きが保管されたことによりこの力を制御した上でさらに高い力を引き出せるようになった。
アルカディアオリジナル要素として、変身時にファンタジアが感じている絆の強さによって変身音の長さが変化し強さも変わる。フルで流れたその時は力だけで言えばゼロツーとほぼ同等かそれ以上の力を引き出すことができるが、仲間が命の危機に瀕しているぐらいの危機的状況にでもならないとここまで行くことはめったにない。
クロスセイバー
『聖刃抜刀!刃王剣クロスセイバー!創世の十字!煌めく星たちの奇跡とともに!気高き力よ勇気の炎!クロスセイバー!クロスセイバー!クロスセイバー!』
ブレイブドラゴンワンダーライドブックを装填、刃王剣十聖刃を装填することで変身するセイバー最強フォーム。
想像力を働かせることで万物に宿る無限の可能性、ひいては新たな物語の創造へと繋がるヒントを見出す事も出来るとされる。また世界規模での能力行使に加え、世界を書き換えることすら可能。
さらに他の聖剣士達の剣の能力も使える、令和ライダー最強候補の一人。
ウルトラマンの力
「ウルトラマンZ」x「仮面ライダーオーズ」
ウルトラマンオーズ タジャドルコンボ
『Ultraman OOO Tajadol Combo.』
ウルトラマンゼットの変身アイテム「ウルトラゼットライザー」に仮面ライダーオーズの変身アイテムであるコアメダルを装填して変身した姿。
ウルトラマンの圧倒的な攻撃力はしっかりと再現されているため、3分しか使えない代わりに飛躍的な力を引き出せる。
ゼットライザーをタジャスピナー代わりにして戦う。
名前の元ネタ
「幻想曲(Fantasia)」
中世の作曲家が音楽の形式というものにとらわれず、自分の「幻想」の赴くまま自由に作曲した曲をそう呼んだことが由来。