カナン

世界のバランスを保つ役割を持つ絆を司る神であり、博麗神社に祀られている神でもある。
非常にコミュ障だが、やる気にさえなればキリッとした表情になる。
カナンが死ぬと世界のバランスが崩壊し世界が崩壊するため、普段は世界の裏側にあるとされる「約束の地」にいる。
カナンを死なせないために、カナンを誕生させた神は人に関わりを持たせないためわざとコミュ障にさせたという説もあるほど、カナンの存在は天界の中ですらあまり知られていない。
強い絆の力にひかれると、たまに地上に姿を現す。
見ているのは平気だが、自分がする戦いを異常な程に嫌い、本当に世界が危ない時以外戦うことはあまりない。
ただその性格もあってか、神である未来楓や来星大翔(グランドジオウ)にすら善戦させなかったマグ・メルを一撃で吹き飛ばしたり、魔法少女達が手も足も出なかった影達を一撃で倒したり、本気を出せば黄泉すら圧倒できるレベルで強く、天界や地球上で最強とも呼ばれる存在だが、本人は最強と呼ばれることを嫌がっている。
影の事件においては率先して地上に出て解決に導いたが、それでもなお博麗霊夢とは会話をしたことがない。巫女と神が出会ってしまうのはあまり良くない気がするという思考からだそうだが、かといって守矢神社のやり方を否定する気もない。

裁きの○○
各属性に対応した強力な技を放つ。
種類
・裁きの炎(炎属性)→街一つを大火災に陥れる程の火炎弾を放つ。
・裁きの海(水属性)→山火事を収めるほどの大激流を起こす。
・裁きの雷(雷属性)→建物一つを粉砕するほどの雷を落とす。
・裁きの息吹(木属性)→大自然に思いを訴えかけ、伸びたツルをムチ打ちや拘束に使用する。
・裁きの氷塊(氷属性)→巨大な怪獣ですら一瞬で凍らせるほどの氷塊を放つ。
・裁きの光(光属性)→どんなにひどく落ち込んでいようと立ち直れる光を見せる。
・裁きの闇(闇属性)→どんなにメンタルの強い者でも立ち直れなくなる闇を見せる。
全ての種類で避けられて街等に被害が及んだ場合でもすぐにリカバリーすることが可能。

名前の元ネタ

「カナン」
乳と蜜の流れる約束の地と伝えられる理想郷。
「カノン」
複数のパートが同じメロディを違う時点からそれぞれ開始して演奏する様式の曲を指す。