ラピスラズリ
かつて英雄の名を有していた、ルビーとパールの姉でもある初代魔法少女。
他人から自分がどう思われているかを知っていながら平気で自分の命を犠牲にしようとする、言い方を悪くすればファンタジアよりタチが悪い人物。失った妹を救うため「ザラブ」として大量殺人を行ったが、現在はその罪を償うべく四季映姫の下で補佐として働いている。
魔法少女への変身
道を歩いていた時たまたまあまりにも綺麗な宝石を拾ったラピスラズリ。自分を持ち帰って欲しい…そう宝石に言われた気がして、導かれるようにラピスラズリは宝石を大切に持ち帰った。帰ってから調べてみると、その宝石は自分と同じ名である「ラピスラズリ」。その後はまたも宝石に導かれるように、どこに行くにも常に持ち歩いた。
それから少ししたある日、街が何者かに襲われた。住人達を助けたかったが、力のないラピスラズリにそれは不可能だった。でも、それでもみんなを助けたい…その願いに呼応した宝石が突如杖の形に変化。そのままラピスラズリは魔法少女へと変身し、街を救った。それからは魔法少女ラピスラズリとして、たくさんの人を守るために戦い続け、後に英雄とまで称される程の活躍を見せることになる。
なお、現在の魔法少女達もほぼ全員同じように宝石と巡り会い、初変身を遂げている。
その後
黄泉との戦いで死亡してしまったルビーとパールを救うため、人々から自分の記憶を消し、同じ能力を持つ凶悪宇宙人「ザラブ」の名を借りて異星人も含めて数々の人間達を殺し、そこから得た魔力を利用して2人を救おうとしたが、失敗に終わった。
今はルビーとパールの生還、そして「凶悪宇宙人」の異名から逃れられる日が来ることを祈り続けることしかできない……。
マジック戦隊ジュエリーズ
ルビーとパールが正式に戦いに参加することとなったので、結束力を高めるためにも魔法少女全体の呼び名が欲しいと考えたラピスラズリがつけた名前。
二人からは名前の絶妙なダサさが良いと好評だったので、以降変身時の名乗りの時もこの名が使われるようになった。
しかしルビーとパールが死亡しラピスラズリがザラブとして活動し始めたために実質解散状態になってしまっていた。
そこで、幼い頃からラピスラズリのお世話になっていたダイヤモンドがその名を受け継ぎ、新生ジュエリーズとしてダイヤモンド、アメジスト、エメラルド、サファイア、プラチナの5人で再結成されたのが今のジュエリーズである。
魔法少女達の戦い方
「魔法」少女なのでもちろん魔法で戦うが、変身時に攻撃力等のステータス(以下スペック)も上昇しているため肉弾戦も可能であり、基本的には肉弾戦が主体。自身の魔力を力に変えてさらにスペックを上昇させた肉弾戦もできるが、ラピスラズリとプラチナは特にその能力に秀でていると言える。
能力
変身
他人に化ける力を持ち、容姿や能力はもちろん性格や心までも完璧に再現できてしまうために今目の前にいる人間がラピスラズリかそうでないかの見分けをつける方法は仕草以外ほぼない。
しかし他人の能力は使い慣れていないため、ほんの少し使っただけでも疲れ果ててしまう。
逆に言えば、能力を持たない者に変身するだけならノーリスクである。
光と闇
ラピスラズリは光と闇を操る魔法少女で、それぞれ役割がある。
光
光はどんな形にでも変化する性質がある。
光属性の力で、杖を遠距離型の武器として使用することが出来る。
遠距離型であれば銃でもなんでも可能。
必殺技は、杖を弓のようにして光の矢を放ち1発で仕留める「マジックホーリーアロー」。
闇
ステータスを上げるために使われる。
自身の攻撃力を上げることもできるので打撃系の攻撃をさらに強化することができ、その力は場合によってはプラチナとほぼ互角。
また、杖を近距離武器として使用することもできる。近距離型であれば剣でもヌンチャクでもなんでも可能。
剣で敵を切り裂いた際、相手の魔力や能力を吸収できる。
魔力の少ないラピスラズリは、敵から魔力を吸収することでまともな戦闘を可能としている。
また、能力を吸収することで1度だけ相手の技を使用することも可能。魔理沙を切り裂けば光属性に変更し杖をミニ八卦炉にすることでマスタースパークも放てる。
味方の技を使いたい時は、杖を木刀にすることで痛みを与えることなく能力だけを得ることが出来る。
そんな闇属性の必殺技は、拳に力を込めて思い切り殴りを入れる「マジックダークナックル」。当たりどころが良ければ一撃必殺にもなりうる。
しかし、ラピスラズリは普通の魔法少女と比べると自身の持つ魔力が少ない。
他人に化けるという能力も一般人より強い人(例:ファンタジア)に化けると消費する魔力も増えるので、10分持つか持たないか。
魔力が十分にある状態で霊夢に化けたとしても霊夢の必殺である夢想封印は魔力不足で打てないほど。
仮面ライダーの力
「仮面ライダーギーツ」
ギーツ マグナムブーストフォーム
『DUAL ON GET READY FOR BOOST & MAGNUM READY FIGHT』
変身ベルト「デザイアドライバー」にマグナムレイズバックル、ブーストレイズバックルを装填して変身したギーツ基本形態。
そもそも原作がデザイアグランプリというバトルロワイアルの物語でありレイズバックルはその中で手に入れるアイテムという扱いなので、ギーツライダーズ、特にデザイアグランプリ参加者に対して「基本形態」という言葉が当てはまるのかどうかは議論の余地があるが、ポスター等に描かれている形態はこれなのでとりあえず基本形態としておく。
部分的には後々の強化形態にすら匹敵する性能を秘めている、基本形態ながらなめてはいけない強力な力を持つ。
一時的に下半身の各種アビリティを数倍に高めるブーストタイムの発動が可能とし、超スピードでの戦闘も可能。
また、ベルトを180度回転させることでリボルブオンが発動、上半身と下半身を入れ替えブーストマグナムフォームとして戦える。
選定理由:ラピスラズリは他人に化ける力があり、これは狐と類似(化け狐という言葉もあるので)。また、元の変身者である浮世英寿もラピスラズリも大切な人を探して苦労していることから。
ギーツⅨ
『SET IGNITION REVOLVE ON DYNAMITE BOOST GEATS Ⅸ READY――FIGHT!!!!!』
ブーストマークⅢレイズバックルを二つに分離したブーストマークⅨレイズバックルをデザイアドライバーの両側にセットしてリボルブオンすることで変身するギーツ最強フォーム。
ゼロツーやクロスセイバーを上回るスペックを持ち、歴代でもかなり高い。
創世の力を持っているので、破壊と創造を自在に操るという脅威的な能力を有しており、壊れた場所を瞬時に修復できるのでそれを利用した戦い方が可能。それを応用し超越的な加速を生み出してゼロツーに一歩及ばない超スピードを出せる。また、言葉に神秘的な力を持たせることが可能、対象を翻弄できる。
さらにブーストタイムの上位互換、ダイナマイトブーストタイムを発動することで一時的に力を大幅強化でき、連続使用も可能と、
歴代ライダーでもぶっちぎりのチートライダー、ムテキゲーマー、ゼロツー、クロスセイバーの能力をいいとこどりしたようなフォームと言える。
名前の元ネタ
「ラピスラズリ」
宝石の一種で、和名は「瑠璃」。邪気や邪念を打ち払い幸福を招くと言われている。